星供

明日2月1日より旧正月を迎えます。真言密教では星供と云いまして天体の星々に供物礼奠を捧げる修法があります。

行運は旧暦を境として切り替わります。新たな歳に災い無く、福を招き延年寿算を願うための供養法です。醍醐三宝院流では当年星供(属星供)と本命星供(北斗供)の二箇がありますが、属星供を致します。(※瓶華は伝流のものですが晋山祝いに宝珠院僧正より頂きましたもので大切に使わせて頂いております。修法の流儀とは異なりますがご理解ください)北斗供は天下災厄を除かんがために修法しますので、個人の祈願には常修しません。

祈願の施主にお頒けします紙札は全て手刷りのものです。印影にカスレが生じますが印刷では出ることない風合いがあります。当山有縁の各家信徒方が平安無事に過ごせるよう丁寧に祈念させて頂きました。

当山で如法の星供厳修は開山以来初めての事でありまして、御伝授頂きました和上さまをはじめご助力賜りました方々にこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。

属星供壇荘厳
紙銭も手作りです

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