聖天信仰
更新が滞っておりましたが寺内では各種秘法を修行しております。
最近、祀り手の居なくなった佛像が続々と奉納されており供養に追われている日々です。


当山では天尊が多く祀られております。これまで毘沙門天王(雙身毘沙門天王)・大黒天神・宇賀神王・吒枳尼天(三天玉女神)・牛頭天王を法縁により供養して参りました。
数年前より急激に聖天尊の縁が強まり、発心して尊像を勧請致しました。法施ばかりでありながら、驚くような霊験が続いており正直驚きです。
但し、先徳の仰せには聖天を祀る者は生涯の覚悟を要するとされます。師僧からは中途半端に触るならば眠ったままにしてあげて欲しいと告げられました。天尊の中心を聖天尊と定めるか、との問いに熟考致しました。結果は出ず…。鳴動護摩にて神意を伺うべく修法をすることに。師僧に件の旨を申し上げるに可なりと許諾を頂きまして、後日奉修致します。
いづれにせよ地主神として牛頭天王供や縁日の吒枳尼天供は継続致しますが行者としての一大事。
