牛頭天王供
武蔵国は多摩郡では牛頭天王信仰が古来より篤い地域です。延喜13年(913)に妙行(勅諡號:華厳菩薩)が深澤山(現在の八王子城趾地)に庵を結びて修行しておりました。時に八童子を率いた牛頭天王が示現して妙行に帰依をしました。そこから祭祀が始まり、牛頭天王信仰が広がりをみせました。
江戸期の廃仏毀釈運動、また明治期の神仏分離令により習合神である牛頭天王信仰は一辺倒に須佐之男命と挿げ替えられてゆきました。
牛頭天王として供養する修法を当山では厳修しております。ご祈願をご希望される方はご連絡下さい。